無料サンプルレッスン:
CSS:紙に残す案内の設計
画面のメニューを印刷時だけ外し、集合場所や持ち物を紙へ残す無料レッスンです。初稿の適用範囲を直し、印刷プレビューと通常表示の両方で合格条件を確かめます。
1. ゴール:紙だけで必要な案内を読める
画面用の操作を印刷から外し、集合条件と持ち物を紙へ残します。CSSのセレクターが読める人向けです。エディター、ブラウザーの印刷プレビュー、練習用フォルダを用意してください。
編集部が作った架空の散策案内を使います。実在の催しではありません。紙への実出力ができない場合は、プレビューのみの確認と明記します。
2. 課題:消すものと残すものを先に書く
画面には「集合場所」「持ち物」へ移るメニューを残し、印刷時だけ省きます。紙には催し名、11月15日10時、公園の東入口、入口の説明、持ち物、雨天中止の条件を残してください。
提出物はHTMLファイルと、画面・印刷の二つの確認記録です。A4縦・倍率100%など、プレビューに使った設定も書きます。ページ数を減らすことより、必要な情報を読めることを優先してください。
3. 初稿:条件の外でメニューを隠している
.screen-navigation { display: none; }
@media print {
main { display: none; }
}この初稿を入れると、画面からメニューが消え、印刷では本文も消えます。印刷時に不要なものを消すつもりが、適用する条件と対象の両方を取り違えています。
4. レビュー例:適用範囲と情報を照合する
- メニューのdisplay: noneを@media printの内側へ移します。通常画面でリンクが戻ることを再確認します。
- mainを非表示にする指定は外します。印刷で催し名から雨天条件まで残ることを確認します。
- 「集合場所はこちら」だけを残すと紙では行き先が分かりません。東入口と、その位置の説明を本文に書きます。
参考:MDNの印刷用CSS(2026年10月27日確認)。印刷でも通常のCSSの優先順位が働くため、消えない場合は適用元を調べます。これは編集部のレビュー例です。
5. 修正版:画面と印刷の規則を分ける
次をprint-practice.htmlとして保存します。印刷プレビューを開く前に、通常画面の二つのリンクを操作してください。
<!doctype html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
<title>散策案内の印刷練習</title>
<style>
body { margin: 1rem; font-family: sans-serif; line-height: 1.8; }
main { max-width: 42rem; margin-inline: auto; }
.screen-navigation { padding: 1rem; background: #fff0dd; }
a:focus-visible { outline: 3px solid #174ea6; outline-offset: 3px; }
@media print {
.screen-navigation { display: none; }
body { margin: 0; color: #000; background: #fff; }
main { max-width: none; }
}
</style>
</head>
<body>
<main>
<nav class="screen-navigation" aria-label="ページ内案内"><a href="#meeting">集合場所</a> <a href="#packing">持ち物</a></nav>
<h1>川辺の散策(架空の練習)</h1>
<h2 id="meeting">集合場所</h2>
<p>11月15日10時、公園の東入口に集合します。</p>
<p>東入口は、図書室の向かい側です。</p>
<h2 id="packing">持ち物</h2>
<p>飲み物、帽子、歩きやすい靴をご用意ください。</p>
<p>雨の場合は中止です。当日の案内を出発前に確認してください。</p>
</main>
</body>
</html>
6. 合格基準:消えた部分の後に本文を読む
- 通常画面で二つのリンクが見え、対応する見出しへ移れる。
- 印刷プレビューでメニューは消え、催し名と集合条件は残る。
- 持ち物と雨天条件が欠けず、背景の印刷を切っても読める。
- プレビューを閉じると、画面のメニューが引き続き使える。
20分を目安に、持ち物へ「資料を入れる袋」を追記し、二つの表示を再確認します。解答では追加した持ち物が両方に残り、メニューだけが印刷で消えます。文字を小さくして一枚へ押し込む変更は不要です。
用紙・倍率・余白・確認したブラウザーを記録します。実機のプリンターによる違いはプレビューだけでは確認できません。印刷からメニューを省く解説と公開前テストのレッスンへつなげられます。
無料で読める、
15のサンプル。
実際の受講と同じように、課題 → レビュー → 修正 → 合格基準まで公開しています。
見た目ではなく「意味」でHTMLを書き、読み上げ・検索・保守に強いマークアップへ直します。
02CSSレスポンシブCSS固定幅で崩れるカードを、clamp・grid・container queryを使って小さい画面でも破綻しない設計へ直します。
03Direction / UX情報設計とワイヤーフレーム装飾を始める前に、ユーザーが知りたい順番と事業側の目的を整理してワイヤーに落とします。
04UI DesignUIデザインレビュー色や装飾より先に、優先順位・余白・タイポグラフィで読みやすい画面へ修正します。
05JavaScriptJavaScript:フォームUIクリックで動けば終わりではなく、入力状態・エラー・キーボード操作まで含めてフォームを作ります。
06Accessibilityアクセシビリティ:操作とコントラスト自動チェックだけに頼らず、キーボード・フォーカス・コントラストを実際に確認します。
07WordPress / CMSCMS:更新しやすい設計ページを作るだけでなく、運用担当者が壊さず更新できる情報構造と入力項目を設計します。
08SEOSEO:検索意図とページ設計キーワードを詰め込むのではなく、検索する人の疑問とページの役割を合わせます。
09QA / TestingQA:公開前テスト自分の端末で見えたからOKではなく、正常系・異常系・実機・速度をチェックリスト化します。
10Deploy / Operation公開・運用:リリース設計ファイルをアップして終わりではなく、公開前確認・切り戻し・監視までを一つのリリースとして設計します。
11Direction / Client Workヒアリングと要件定義「何を作りたいですか?」だけで終わらず、背景・課題・優先順位・制約を聞き、制作要件に変換します。
12HTML / AccessibilityHTML:行と列が伝わる表表の見出しを見た目だけで済ませず、caption・th・scopeで関係を示します。行の入れ替えと一セルの更新を通して、原稿との照合まで練習する無料レッスンです。
13CSS / PrintCSS:紙に残す案内の設計画面のメニューを印刷時だけ外し、集合場所や持ち物を紙へ残す無料レッスンです。初稿の適用範囲を直し、印刷プレビューと通常表示の両方で合格条件を確かめます。
14JavaScript / DOMJavaScript:一覧の絞り込みカテゴリ選択を一覧表示へつなぐ無料レッスンです。全件・一致・0件・全件への復帰を実装し、結果の重複や件数のずれを初稿から修正して確認します。
15Operation / Handover運用:更新を引き継ぐ手順書担当が替わっても更新できる手順書を作る無料レッスンです。架空の休館案内を使い、編集元・確認者・公開担当・停止条件・公開後確認を一枚へ整理します。