ホームページを作ろうと思ったとき、いきなりエディタを開く必要はありません。最初に考えたいのは「このページを見た人に、何をしてほしいか」です。
ここでは、架空のパン屋のサイトを例に、制作前に決めることを整理します。
1. サイトの目的を一文にする
「おしゃれなサイトにする」は見た目の方針です。目的は、見た人の行動に置き換えてみましょう。
たとえば「初めて来る人が、営業時間と場所を確認して来店できるようにする」。この一文があれば、何を先に載せるか判断しやすくなります。
目的の例:近隣に住む人へ、週末の営業日と来店方法を伝える。
2. 読む人と、その場面を考える
同じパン屋のサイトでも、自宅でゆっくり見る人と、駅から歩きながら探す人では、知りたい情報が違います。
- 初めてのお客さん:場所、営業時間、商品の特徴
- 来店経験のある人:臨時休業、新商品、予約方法
- 移動中の人:地図、住所、現在の営業予定
すべての人に同時に説明しようとせず、まず一番大切な読み手を決めます。
3. 必要な情報を集める
店舗名、住所、営業日、写真、問い合わせ先。文章を書く前に、情報がそろっているかを確認しましょう。
写真を後から用意するなら、必要な構図や枚数もメモします。架空の営業時間や未確認の実績を、仮のまま公開しないことも大切です。
4. 次の行動までの道順を作る
商品紹介を読んだあとに、店舗への行き方を調べる。その流れに沿って、見出しとリンクを置きます。
「詳しくはこちら」だけでは移動先が伝わりません。「店舗へのアクセスを見る」のように、行き先が分かる文言を使ってみてください。
5. 公開後に何を確かめるか決める
公開したら終わりではありません。営業情報の更新担当や、フォームの受信確認方法も決めておきます。
- スマートフォンで住所や営業時間を読めるか
- 地図や電話のリンクが意図した先につながるか
- フォームを送ったあと、担当者が内容を受け取れるか
今日の小さな課題
身近なお店を一つ選び、「誰が」「何を知りたくて」「次に何をするか」を3行で書いてみましょう。そのメモが、最初の設計図になります。
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