絵は床で描いて、壁で見る──画家・三浦澄子のアトリエで
群馬県桐生市の織物工場跡を借りて12年になる画家の三浦澄子さんは、幅2メートルの麻布を床に広げ、上から絵具を置いて描く。12月の個展を前に、乾くのを待つ5枚が並ぶアトリエを訪ねた。
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群馬県桐生市の織物工場跡を借りて12年になる画家の三浦澄子さんは、幅2メートルの麻布を床に広げ、上から絵具を置いて描く。12月の個展を前に、乾くのを待つ5枚が並ぶアトリエを訪ねた。
デジタルで撮るほうが安くて早い。それでも映像作家の秋山大輔さんは、16ミリフィルムで短編を撮り続けている。100フィートのフィルム1巻で撮れるのは、2分47秒だけだ。
千葉県の郊外にある5階建ての団地。3階の一室を借りた設計者の夫婦は、住みながら一部屋ずつ改修を進めている。2年かけて終わったのは、48平米のうちおよそ半分だ。
本文用の明朝体のかなを、ひとりで設計している永井朋子さん。描く字は約400。机に広げた校正紙には、赤ペンで「右払い 0.5ミリ長く」といった指示がびっしり書き込まれていた。
東京・北区の銭湯「富士見湯」では、月に一度、定休日の夜に浴場をライブ会場にしている。客席は洗い場の風呂椅子。定員は40人で、入場料には入浴券が1枚付いてくる。
欠けた部分を、同じ器の破片ではなく別の器のかけらで埋める「呼継(よびつぎ)」。京都で開かれている金継ぎ師・小野寺悠さんの個展では、染付と色絵がひとつの碗に同居する23点が並ぶ。
1958年に開館した座席数120の映画館が、来年1月に閉館する。2本立てで1300円。最後の3か月は、開館した年に上映した作品をできるかぎり集めて上映している。
宮城県の小さな漁港で、水揚げが始まる前の時間だけを撮り続けている久保田潤さん。撮影は週に2回、30分だけ。この秋、8年分から選んだ64枚が写真集になった。
道路の工事で撤去された標識は、多くが金属くずとして処分される。埼玉県の倉庫には、そのうち800枚ほどを引き取って保管している看板店がある。