富士見湯は1961年創業の銭湯で、5年前に三代目の小林健太さんが継いだ。ライブを始めたのは2023年。定休日の月曜の夜、19時に開場して、20時から1時間ほど演奏する。
タイルは、音がよく響く
浴場は天井が高く、壁も床もタイル張りなので、音がよく反響する。最初に演奏したギタリストは、アンプの音量を普段の半分以下まで下げたという。マイクは使わない。演奏する人は浴槽の前に立ち、客は洗い場の風呂椅子に座って聴く。
「こんなに響いたら聴きにくいんじゃないかと思っていました。でもミュージシャンの人たちは面白がってくれた。ほかの会場では出ない音がするらしいです」と小林さん。
入場料に、入浴券が付く
入場料は2000円で、後日使える入浴券が1枚付いている。東京都内の銭湯の入浴料は550円なので、ライブ自体は1450円で聴ける計算になる。ライブに来た人に、今度は風呂に入りに来てほしい、というのが小林さんのねらいだ。
ライブのお客さんが、全員一回ずつ風呂に来てくれたら、それで十分です。
小林健太
実際、入浴券が使われる割合は7割ほどあるという。ライブをきっかけに常連になった人もいる。
終わったら、みんなで床を流す
演奏が終わると、客も一緒に風呂椅子を片付け、デッキブラシで床を流す。翌朝の営業に間に合わせるためだ。強制ではないが、ほとんどの人が手伝って帰っていく。取材した夜も、21時半には浴場が元どおりになっていた。
- 会場富士見湯(東京都北区)
- 開催毎月第2月曜、19:00開場、20:00開演
- 定員40名(予約制)
- 料金2,000円(入浴券1枚付き)
この記事はJUNKBRANDINGのデモ用に作成したものです。登場する人物・団体・施設・発言は、すべて架空です。
