制作背景
東浜駅の再開発にあわせて市が建設した立体駐輪場。駐輪場は外気を取り込む必要がある一方、駅前広場から自転車の列が直接見えないようにしたいという市の要望があった。
設計した有馬・ロウ建築設計は、厚さ3mmのアルミ板に孔径4〜15mmの孔を5種類あけ、通風が必要な位置ほど大きい孔の板を配置した。板は工場で孔あけと曲げ加工を行い、現場では鉄骨の胴縁に留め付けるだけにしている。
観察できる造形的特徴
- 外装は約2,900枚の有孔板からなり、孔径は4・6・9・12・15mmの5種類。
- 孔の大きい板を各階の床付近に寄せ、自転車の高さで風が抜けるようにしている。
- 各階の床の位置が外装の上に細い線として現れる。
- 断面図では、上下階をつなぐ斜路が建物の奥に描かれている。
図版





