制作背景
1957年に建てられた木造平屋の校舎を、地域の集会施設を兼ねる校舎として改修したときの図面。設計した森下設計室は、既存の柱と梁をできるだけ残す方針をとり、耐震診断で不足した壁量を、多目的室と図書コーナーの間仕切り壁で補った。
廊下の床板は既存の板を一度はがして削り直し、同じ場所に張り戻している。図面では改修範囲を赤のハッチングで示し、既存部分との区別がつくようにしている。
観察できる造形的特徴
- 柱は1,500mm間隔の格子状に並び、柱の点は既存・新設を区別せずに描かれている。
- 教室4室は3スパンずつの同じ幅。廊下は南側に1スパン。
- 改修範囲の赤いハッチングは、平面の右半分(多目的室と図書コーナー)にまとまっている。
- 方位記号は図面の右上にあり、北が上。
図版





