制作背景
西原町が町制30周年事業として建てた図書館の閲覧室。設計した織田設計事務所の図面一式(平面・断面・展開・建具表の計31枚)のうち、断面図 A-A を収蔵している。
閲覧室は南側を道路に面しているため、南面の窓を小さくし、屋根に北向きのトップライトを5つ並べて採光している。書架の高さを1.6mに抑えたのは、入口から閲覧室の奥まで見通せるようにするためだと、竣工時の町の広報誌に記されている。
観察できる造形的特徴
- 屋根は幅5.4mの片流れを5つ連ねた「のこぎり屋根」。採光面はすべて北を向く。
- 書架は高さ1.6m・5段。閲覧者の目の高さより低い。
- 梁下の天井高は最も低い位置で3.2m、トップライト直下で5.3m。
- 断面図には人物を3人描き込み、書架と天井の高さの比較ができるようにしている。
図版






