制作背景
汐見区立美術館が年度初めに区内の公共施設へ配布した年間スケジュール。予算の都合で、それまでのオフセット印刷から館内のリソグラフに切り替えた最初の年のもので、印刷は館の職員が行った。
デザインしたスタジオ・ハナレは、リソグラフのインキが重なると暗く沈むことを利用し、会期の帯を月の数字に重ねて刷っている。
観察できる造形的特徴
- 月の数字は細い罫線の上に置かれ、4月から3月までを3列×4段に並べている。
- 展覧会7本の会期を朱の帯で示し、帯の中に展覧会名を墨で刷り込んでいる。
- 朱と墨が重なった部分は暗い赤茶色になる。
- 刷りむらにより、朱の帯の濃さが1枚ごとに異なる。
図版






