制作背景
東浜製紙が創業50年に取引先と社員へ配った記念誌。本文は社史と、工場で使われてきた抄紙機の記録からなる。表紙のデザインは小松 晴美。
表紙の用紙には、この記念誌のために同社が抄いた厚手の紙が使われている。奥付に銘柄名の記載があるが、同社の製品カタログには載っておらず、記念誌専用に少量だけ作られたと考えられる。
観察できる造形的特徴
- 題名「紙と五十年」は明朝体で、字間を広くとって横組みにしている。
- 朱の帯は表紙の上から約2割の位置で、左右の端まで通っている。
- 紙の束は34枚分の縁を線で描き、下の紙ほどわずかにずらしている。
- 社名は表紙の下部に小さく入れ、ロゴマークは使っていない。
図版





