制作背景
ミナト写植が見出し用のゴシック体を開発したときの原字。原字は48mm角の用紙に1字ずつ墨で描き、縮小して文字盤を作った。描いた久住 健が独立する際に、修正指示の残る原字約40枚を手元に残し、2023年に当資料室へ寄託した。
朱書きの指示は、縮小したときに画線の先がつぶれないようにするためのもの。指示の筆跡は監修者のもので、久住が描き直した後の原字も別に残っている。
観察できる造形的特徴
- 用紙には10mm間隔の方眼と、中心を通る太めの基準線が印刷されている。
- 「永」は字面いっぱいに描かれ、画線の太さはほぼ一定。
- 朱の丸は2か所。はねの先と、右払いの角度に対する指示。
- 用紙下部に字番号(No.0217)と日付が手書きで入っている。
図版






