制作背景
東浜活版製造所が取引先の印刷所に配布した活字見本帳。収蔵しているのは第七版で、第五版・第六版との比較から、この版で仮名の字形が一部改められたことがわかっている。
見本帳は製造所の活字で組み、自社で活版印刷したもの。12ページには十二ポイントを基準に大きさ違いの明朝体が並び、右端に号数との対応が注記されている。
観察できる造形的特徴
- 見出しの下に太細2本の罫線を引き、本文と区切っている。
- 文字列は7段で、上から下へ文字が小さくなる。
- 仮名・漢数字・欧文の大文字と小文字・数字をそれぞれ1行ずつ見せている。
- ページ下部に、同じ文を6行繰り返した組見本がある。
図版





