制作背景
東浜市民会館が年2回開いていた「現代音楽の夕べ」の第3回の告知ポスター。演目は電子音響作品2曲と室内楽4曲。デザインした有村 誠は、会館の催事ポスターを1955年から1962年まで担当した。
有村が残したメモによると、縦線の長さは演目6曲の演奏時間に、線の太さは編成の人数に対応させている。ただしメモと実際の線の本数は一致せず、印刷段階で調整された可能性がある。
観察できる造形的特徴
- 墨のベタが紙面の約8割を占め、紙の白は縦線と文字だけに現れる。
- 縦線は幅4〜46mmの6種類。線と線の間隔も一定ではない。
- 朱の円は1つだけで、縦線の列の右寄りに重ねて刷られている。
- 文字はすべて白抜きで、題名・日時・会場の3段に分けて左揃えで組まれている。
図版





