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収蔵品の図版について

現在公開している収蔵品の図版の多くは、記録写真ではなく、調書をもとに作成した仮図版です。撮影基準と差し替えの予…

文 三好 透 (主任学芸員) 長谷 律 (記録写真)

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カタログの拡大。四角い枠の中のラジカセの図と、型番の文字。
部分:製品写真の枠と型番。

現在公開している収蔵品のうち24点の図版は、記録写真ではなく、資料の調書と計測値をもとに当資料室で作成した仮図版です。各収蔵品の記録表の「図版」欄に「仮図版(差し替え予定)」と表示しています。

仮図版で公開している理由

資料の受け入れから記録写真の撮影までには、現状では半年から1年かかります。その間も分類や検索に資料を含めるため、資料の構成と寸法の比率がわかる図を先に作り、公開しています。

仮図版は資料の見た目を再現するものではありません。色、紙の質感、印刷のかすれなどは、仮図版からは判断しないでください。

記録写真の撮影基準

記録写真は長谷 律が作成した基準に沿って撮影します。主な項目は次のとおりです。

  • 平面資料(ポスター・図面・誌面):演色性の高い照明を左右から45°で当て、色票とスケールを同じ画面に写し込む。
  • 立体資料(家具・照明・家電):正面・側面・斜め上の3方向から撮影し、背景は無地のグレー。
  • 印刷の細部:斜光で1枚、ルーペ相当の拡大で1枚を追加する。
  • 画像は非圧縮の原データを保存し、公開用には長辺2400pxに縮小する。

差し替えの予定

2027年3月までに、グラフィックとタイポグラフィの資料(平面資料)から順に差し替えます。建築の図面は原図の状態確認が必要なため、その後になります。

差し替えた収蔵品は、記録表の「図版」欄が「記録写真」または「スキャン」に変わります。図版の利用や閲覧については、お問い合わせのページから「資料の閲覧申請」を選んでご連絡ください。

この記事で扱う収蔵品