Journal — 記録

設計で調べたこと、
決めたこと。

材料の比較、窓や家具の寸法、施工方法の検討などを紹介します。計画案が決まるまでの手順を、事例ごとにまとめています。

霧の森を望む、コンクリートの壁と大開口のある居間

Essay

森に面した窓を
計画する

「霞の家」は、杉林に面して居間を配置した住宅です。窓の位置を決める際は、立ったときと椅子に座ったときの両方で、見える範囲を確認しました。

雨の日にも窓際を使いやすいよう、軒の出と床の高さを合わせて検討しています。眺めだけで窓を大きくするのではなく、日差しや雨、家具の配置を含めて寸法を決めました。

文:篠原 透

Archive

これまでの記録

Material

漆喰の仕上げを見本で比べる

「一筋の礼拝堂」では、白い壁に細い開口から光が当たります。表面の凹凸が目立ちすぎないよう、塗り方を変えた見本を斜めから照らして比較しました。採用する仕上げの見本は、施工時にも確認できるよう保管します。

Studio

模型で確かめる部屋のつながり

配置を考えるときは周辺の建物を含む模型を、室内を考えるときは壁や窓の分かる模型を作ります。検討する目的に合わせて縮尺を変え、図面だけでは確認しにくい高さや部屋のつながりを比べています。

Process

閲覧席に合わせたルーバーの配置

「町の書庫」では、窓際の閲覧席に直射日光が入りすぎないよう、木製ルーバーを計画しました。机の位置と日差しの向きを図面に重ね、明るさと外の見え方を比べています。

Site

東屋の屋根と搬入経路

「水辺の東屋」では、遊歩道から材料を運ぶ経路と、現場で組み立てる順序も検討しました。完成したときの形だけでなく、部材の大きさや作業場所を図面上で確認しています。

News

京都事務所の材料見本を整理しました

材料見本を用途と仕上げごとに分類し、打ち合わせで比較しやすい棚にまとめました。カタログの品番と手入れの情報も一緒に保管しています。

Essay

時間帯を変えて敷地を確認する

朝と午後では、日差しの向きや道路の交通量が変わります。写真と敷地図に気づいたことを記録し、窓や玄関の位置を検討する材料にしています。