調香
使う香料は十二種類だけ。数を絞ることで、ひとつひとつの素材が持つ表情を、濁らせずに残しています。
Brand Statement
JUNKBRANDINGは、香りを「足す」ことよりも「引く」ことから設計します。纏った瞬間の華やかさより、すれ違ったあとの空気や、帰り道にふと思い出す気配。そのわずかな余韻こそが、人の記憶に長く留まると信じているからです。
京都・調香室にて(架空のブランドです)
Fragrance Concept
SHIJIMA(しじま)は、古い日本語で「静まりかえった状態」を意味します。夜明け前の和室、障子越しに満ちていく光。音も言葉もないその時間に、空気だけがわずかに香っている——この香水は、その情景から生まれました。
纏った瞬間は、驚くほど控えめに。柚子の皮が一度だけ明るく弾け、すぐに肌へ溶け込みます。
体温とともに、アイリスと檜がゆっくりと立ちのぼる。主張するのではなく、近づいた人にだけ届く距離で。
数時間後、ベチバーの乾いた温もりだけが残ります。それは香りというより、ひとつの気配として。
The Bottle
底に厚みをもたせた硝子は、職人がひとつずつ手で磨き上げたもの。液面を通った光が、琥珀色の影となって足元に落ちます。黒い角柱のキャップは、指先に伝わる重みまで考えて削り出しました。
Fragrance Notes
香調:ウッディ・アイリス
Top 0 – 15分
冷たい朝の空気のような、澄んだ柑橘の明るさ。ピンクペッパーがその輪郭を静かに引き締めます。
Heart 15分 – 3時間
粉をはたいたようなアイリスの柔らかさに、檜の清らかな木の香りが重なっていきます。
Base 3時間 –
乾いた土と、遠い煙を思わせる深い温もり。肌の上で長く、穏やかに続きます。
Craftsmanship
ひとつの香りが完成するまでに、およそ二年。重ねた試作は三百を超えました。
使う香料は十二種類だけ。数を絞ることで、ひとつひとつの素材が持つ表情を、濁らせずに残しています。
調合を終えた香料は、冷暗所で八週間寝かせます。角が取れ、素材同士がなじむまで、ただ待ちます。
厚底のボトルは、ひとつずつ手作業で研磨。わずかな歪みも、光を受けたときの表情として受け入れています。
ラベルには調香日を刻みます。同じ香りでも、その一本だけの日付を持つように。
No.07 — Eau de Parfum
オードパルファン / ウッディ・アイリス
柚子の明るさから始まり、アイリスと檜を経て、ベチバーと乳香の静かな温もりへ。近づいた人にだけ届く、控えめで長い余韻の香りです。
手首や首筋など、体温の高い場所に一、二度。こすらずに、自然に乾くのを待つと、香りの移ろいをもっとも美しく感じられます。
エタノール、香料、水(デモ用の仮表記です)
デモサイトのため、実際の配送・ギフト包装は行っていません。実在のサイトでは、ここに配送日数や包装の選択肢を記載します。